昭和58年夏、豊橋鉄道市内線(東田本線) [路面電車]
昭和58年、高校2年の夏休み、友人と夜行の国鉄バスドリーム号で向かった先は名古屋。
そして、名古屋ではそれぞれが目的の場所へと各個に行動開始。
夕方には岐阜のビジネスホテルにチェックインするので岐阜で待ち合わせ。
そんな泊まりがけの撮影旅行、自分は岐阜、豊橋の路面電車を撮りに行きました。
岐阜は以前にブログで紹介したことがあるかと思いますので、
今回は豊橋鉄道市内線(東田本線)を紹介したいと思います。
停留場名、区間名は当時のものに準じます。
まずは駅前〜新川間を行くモ3302。
元北陸鉄道金沢市内線2300形です。この路線では珍しくパンタグラフ。
車両周りを見ると、ノーヘルのバイクが2台。
この当時はまだ義務化されていない時かな?
頑丈なコンクリートで守られた安全地帯。
新川停留場のモ3101。元名古屋市電1400形です。
こちらは札木停留場にて立って列車を撮影。
路面電車と言えば、路盤の敷石ですね。
入ってくるのはモ3109。こちらも元名古屋市電1400形です。
上の写真を撮った後、多分赤岩口まで乗車してきたのでしょう。
フィルムではここ赤岩口車庫の写真が写っていました。
車両は左から、モ3203、モ3301、モ3702、モ3801と全て形式が違います。
車庫に最寄りの赤岩口停留場。
一枚目の写真に登場したモ3302です。
車両を見ればクーラーは無く、窓が開いてます。
おじさんも暑そう。
再び赤岩口車庫。
写真のモ3702は元名古屋市電1200形。
「私は日本最初の半鋼製低床ボギー車です」と書かれているように、かなりの古豪。
昭和2年日本車輌製で、この時はまだ現役でしたが、運転日は休日に限られていたようです。
その後はレトロ電車として活躍もしたようですが、現在は引退。
側線の2両、左はモ3801で、元名古屋市電900形。
右はモ3704で上の写真と同じ元名古屋市電1200形ですが、すでに廃車のようです。
車庫での撮影を終え、続いては競輪場前停留場に隣接する留置線にてモ3104。
ここは市内線の営業所があります。
レトロな豊橋市公会堂をバックにモ3106が通過していきます。
この時は、前の車邪魔だなあなんてきっと思ったことでしょう。
いまは逆にこの車でレトロ感が増したかなと。
歩道橋からの撮影でしょうか。
3両の路面電車が写っています。
手前は市役所前停留場、その奥が体育館前停留場です。
一緒に写っている車も、時代を感じます。
札木〜市役所前のカーブを行く、モ3201。
こちらは元名古屋鉄道美濃町線のモ580形です。
これで、この当時走っていた全形式を撮れたかと思います。
写真右端にはヤマト運輸の車が写っています。
車両は当然古いですが、この当時からこういった宅配便タイプの車だったのですね。
そしてラスト、札木〜市役所前のカーブで離合するモ3108とモ3103。
そして、名古屋ではそれぞれが目的の場所へと各個に行動開始。
夕方には岐阜のビジネスホテルにチェックインするので岐阜で待ち合わせ。
そんな泊まりがけの撮影旅行、自分は岐阜、豊橋の路面電車を撮りに行きました。
岐阜は以前にブログで紹介したことがあるかと思いますので、
今回は豊橋鉄道市内線(東田本線)を紹介したいと思います。
停留場名、区間名は当時のものに準じます。
まずは駅前〜新川間を行くモ3302。
元北陸鉄道金沢市内線2300形です。この路線では珍しくパンタグラフ。
車両周りを見ると、ノーヘルのバイクが2台。
この当時はまだ義務化されていない時かな?
頑丈なコンクリートで守られた安全地帯。
新川停留場のモ3101。元名古屋市電1400形です。
こちらは札木停留場にて立って列車を撮影。
路面電車と言えば、路盤の敷石ですね。
入ってくるのはモ3109。こちらも元名古屋市電1400形です。
上の写真を撮った後、多分赤岩口まで乗車してきたのでしょう。
フィルムではここ赤岩口車庫の写真が写っていました。
車両は左から、モ3203、モ3301、モ3702、モ3801と全て形式が違います。
車庫に最寄りの赤岩口停留場。
一枚目の写真に登場したモ3302です。
車両を見ればクーラーは無く、窓が開いてます。
おじさんも暑そう。
再び赤岩口車庫。
写真のモ3702は元名古屋市電1200形。
「私は日本最初の半鋼製低床ボギー車です」と書かれているように、かなりの古豪。
昭和2年日本車輌製で、この時はまだ現役でしたが、運転日は休日に限られていたようです。
その後はレトロ電車として活躍もしたようですが、現在は引退。
側線の2両、左はモ3801で、元名古屋市電900形。
右はモ3704で上の写真と同じ元名古屋市電1200形ですが、すでに廃車のようです。
車庫での撮影を終え、続いては競輪場前停留場に隣接する留置線にてモ3104。
ここは市内線の営業所があります。
レトロな豊橋市公会堂をバックにモ3106が通過していきます。
この時は、前の車邪魔だなあなんてきっと思ったことでしょう。
いまは逆にこの車でレトロ感が増したかなと。
歩道橋からの撮影でしょうか。
3両の路面電車が写っています。
手前は市役所前停留場、その奥が体育館前停留場です。
一緒に写っている車も、時代を感じます。
札木〜市役所前のカーブを行く、モ3201。
こちらは元名古屋鉄道美濃町線のモ580形です。
これで、この当時走っていた全形式を撮れたかと思います。
写真右端にはヤマト運輸の車が写っています。
車両は当然古いですが、この当時からこういった宅配便タイプの車だったのですね。
そしてラスト、札木〜市役所前のカーブで離合するモ3108とモ3103。
昭和58年は僕が結婚した年です。
もう33年も経ったんですね(*´∇`*)
by johncomeback (2016-07-12 22:09)
いいですねぇ〜
石畳がまだまだたくさん残っていた時代ですね!
やっぱり路面電車って
こういう雰囲気なんだよなぁ〜・・・
いいショットばかり!
by FTドルフィン (2016-07-12 22:33)
確かに正面から見る限りヤマト運輸の車だけ
今から過去にタイムスリップして走っている
感じで面白いですね。
やはりこの時代の風景はいちばん私には
しっくり来ます。
by ゆるキャラ (2016-07-13 00:02)
赤岩口の乗客入れたショットが好きです、路面電車の写真はクルマや人が写ってると、後々楽しいんですよね。
by Cedar (2016-07-13 10:31)
往年の豊橋鉄道のカラーが懐かしいです。渥美線の車両もこの塗色
でしたね。
by nd502 (2016-07-13 11:31)
画像にオチをつける余裕が・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
by an-kazu (2016-07-13 21:18)
johncomebackさん
自分はこの33年間ほとんど変わってないのかなあ。
相変わらず撮影三昧の日々です。
FTドルフィンさん
路面電車が見直されてきて、路線延長などいいニュースもありますが、
やっぱり風景的には昔の方が絵になりますね。
石畳、メリットは線路の補修なのかな?
今度は富山の路面電車も紹介していきたいと思います。
ただ、冬の撮影だったから、記事にするのは半年後かな。
ゆるキャラさん
クロネコヤマト、以前NHKのドキュメンタリー番組でも
取り上げられていましたが、結構昔から頑張る会社ですね。
この頃は、いい車両、風景がたくさん残っていましたね。
Cedarさん
最近は人の入る写真の重要性を実感していますが、
この頃はまだ車両をメインに撮っている時代でした。
ただ、路面電車の性格上、周りの風景がいろいろ入り、
いい記録になりました。
nd502さん
塗装は新しくなると、どうもしっくり来なくなりますね。
最初に会社がその塗装を決めたのにはいろいろ意味があったのでしょう。
an-kazuさん
オチとは何かなとあらためて写真を見直してみたら、
確かにオチがありましたね(笑)
側面広告は邪魔だなあと思いましたが、
これも歴史の記録ですね。
niceを入れてくださった皆様
ありがとうございます。
by しおつ (2016-07-13 21:53)
車両のレトロ感がすごく良いです。
走っている車も懐かしい。
リアウインドウにカーテンがかかっている車って最近見ないですね。
by schnitzer (2016-07-14 00:39)
schnitzerさん
最新の路面電車は乗りやすいとわかっていても、
この頃の路面電車の方が絵になりますね。
車は30年も経つとずいぶんデザイン変わりますね。
リアウインドーのカーテン、車通勤していますが全然見ませんね。
niceを入れてくださった皆様
ありがとうございます。
by しおつ (2016-07-15 00:45)